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2010/12/08(Wed)

千本釈迦堂の大根だき

千本釈迦堂では、釈迦が悟りを開いたことを祝う法要(成道会 じょうどうえ)にちなんで、毎年12月7,8日に大根だきが行われます。
よくニュースで見かけますよね。

千本釈迦堂

鎌倉時代に、住職が大根の切り口に梵字を書いて諸病退散を祈ったのが始まりとされています。
中風封じ、無病息災のご利益があります。

昨日は、友達と行ったのですが、やはり来られてる方々の平均年齢が高い。
そう若くもない私達でも、かなり若かったかも。

大根だき鍋
大根は加持祈祷された後、大鍋で炊かれ、参拝者に振舞われます。

千本釈迦堂 大根だきG
大きな大根が3つと甘く炊いたお揚げさん。(1000円です)
結構ボリュームがあります。
無病息災を祈り、美味しくいただきました。

大根  生大根
梵字が書かれた生大根は、ご祈祷していただいて、自宅で炊くんですね。

大根炊きの授与は、容器を持参すれば、持ち帰りもできるようです。
容器も売られていました。
本当に具合の悪い人は、お参りできないですよね…。


境内を少し見ますと、
本堂 本堂屋根
千本釈迦堂の本堂は、京都市街地に残る最古の木造建築で、国宝です。
屋根も美しい建物でしたが、大根だきのテントなどが並んでいて、上手く写せませんでした。

おかめ塚
おかめ塚。
このお堂を建てる際、総棟梁をつとめたご主人を助けた奥さんのおかめ(阿亀)さん、悲しい伝説があります。

境内にあるおかめ桜(しだれ桜)の木も立派でした。
春、満開の頃はさぞや美しいことでしょう。


さて、今日8日が、お釈迦さんが悟りを開いた日ですね。
昨日は、大根だきも授与していただきましたし、無病息災、ほ~んと心から願います!
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2010/11/15(Mon)

大徳寺本坊と真珠庵

週末、大徳寺の特別公開を見てきました。
大徳寺は塔頭が沢山あるし、これまでにも特別拝観で何度か行ってるので、一体どこを見て、どこを見てないのか、自分でもわからなくなってしまいました。
そこで今回は、おそらく一度も見てないと思われる本坊真珠庵を見ることにしました。

大徳寺三門(山門)
大徳寺三門

大覚寺は、臨済宗大徳寺派の大本山で、広い寺領に21もの塔頭があります。
開創は鎌倉末期。
応仁の乱で建物が消失しましたが、「一休さん」として知られる、47世住持の一休宗純(いっきゅうそうじゅん)が、堺の豪商の保護を受け復興しました。
茶道とのかかわりが深い寺としても知られています。

大徳寺本坊 大徳寺本坊庫裡

大徳寺本坊門

本坊には、狩野探幽の襖絵や、小堀遠州の庭などがありますが、拝観受付の先は全て撮影禁止でした。


本坊を見た後は、真珠庵へ。
真珠庵は一休禅師を開祖とする大徳寺の塔頭です。

大徳寺 真珠庵 大徳寺真珠庵

長谷川等伯の襖絵や、茶祖 村田珠光作と伝えられる『七五三の庭』、茶室庭玉軒(ていぎょくけん)などが見られますが、やはり、撮影禁止でした。

こちらは塔頭 大仙院の門付近。
大仙院門

以前行ったことがあるので、今回は入りませんでしたが、門lからのぞく紅葉が綺麗でした。
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2010/11/13(Sat)

護王神社の座立亥串(くらたていぐし)

10月後半、このブログは東京版になってしまったので、その前に撮った写真がたまってしまいました。
時期がずれますが、ご容赦下さいませ~。

腰痛で悩んでる方は多いですよね。私もです。
烏丸通を丸太町から少し上がったところに、足腰の守護神として知られる護王神社(ごおうじんじゃ)があります。
護王神社 看板

腰だけではなく足にもトラブルが多い私は、通りがけにも時々寄りますが、9月に行った時は、いつもより気合を入れて、座立亥串(くらたていぐし)という願かけの串を刺し立ててきました。
もう終わってしまいましたが、今年の10月は忙しかったので、またこんな時に腰痛で歩けなくなったら大変!と9月に願かけに行ったわけです。
護王神社

護王神社 足腰

護王神社の主祭神は、和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)と、その妹、和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)。

こんな故事があります。

和気清麻呂が、道教事件で大隅国へ流される途中、お礼参りに宇佐八幡へ向かうと、どこからともなく300頭もの猪が現れ公を囲み、宇佐八幡まで無事に案内してくれました。そして、その時悩んでおられた足萎えも不思議と治ってしまいました。

この言い伝えにより、護王神社(いのしし神社)は足腰の守護神として信仰されています。

境内には多くの猪がいます。
護王神社 狛猪左 護王神社 狛猪右
狛犬ではなく狛イノシシ、手水もいのしし、他にもあちこち。
護王神社 手水猪

そして、これが願かけの座立亥串(くらたていぐし)、とてもかわいいです。
座立亥串 

二本一組になっています。
左の串には願い事を書き、本殿前のご神木、招魂木(おがたまのき)の根元の猪像の前に刺し立て、もう一本は持ち帰って、神棚や玄関にまつります。
座立亥串 願かけ猪 願かけ猪 座立亥串

座立亥串右

家に持ち帰る方の串には、ミニチュアの旧拾円札が挟まれています。
明治32年に発行されたこの拾円札は、表には和気清麻呂と護王神社、裏には猪が描かれていたそうです。
座立亥串 家 

拾円札

我が家は神棚がないので、持ち帰ったもう一本は、玄関の厄除け粽の隣におまつりしました。

おかげさまでこの10月、自分でも驚くほど、ほ~んと元気に過ごせましました。
かわいい猪さんに感謝しています。


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2010/11/02(Tue)

南禅寺

ポリーニの来日公演が始まって以来、すっかり『ciao da 東京!』になってしまいました。まだあと一回東京公演があるので、私のテンションは上がる一方ではありますが、今日からまた『ciao da 京都!』に戻しますね。
では、早速!

先日、ポリーニの公演を聴きに京都に来られた友人と、南禅寺に行ってきました。

南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山です。
文永六年(1264年)、亀山天皇により離宮として造営されましたが、後に法王となられ、正応四年(1291年)に禅寺に改められました。
五山の上におかれた禅宗寺院最高位のお寺です。

南禅寺 三門
三門
昨年の紅葉時の三門の写真はこちら
反対側の境内側から撮ってますが、色づくとこんな綺麗になります。

南禅寺境内


南禅寺 水路閣
境内にある水路閣。
ローマの水道橋を模して造られました。現在も琵琶湖の水が流れています。

本坊
本坊
ここに拝観受付があります。

名勝庭園に指定されている方丈庭園は、小堀遠州作庭の枯山水。
巨石の姿から「虎の児渡し」と呼ばれています。
南禅寺虎の児渡し

南禅寺 方丈庭園左 南禅寺方丈庭園3
この庭も何度も来てますが、季節、時間、天気によって、毎回少しづつ違った風に感じます。
借景の山並み、本坊の大きな屋根、広くとられた余白の白砂も美しく、いつまでも眺めていたくなります。
といっても、写真が悪すぎて、自分で見ても、この写真ではあの雰囲気を感じられない…すみません。

他にも沢山の庭があります。

如心庭
庭石が心字形に配置されている小方丈庭園の如心庭。

六道庭
六道輪廻の戒めの庭、六道庭。

鳴滝庭
鳴滝庭

華厳の庭
華厳の庭

還源庭
還源庭

国宝の方丈では、狩野元信、永徳、探幽の襖絵も見られます。

南禅寺廊下

南禅寺 庭 南禅寺廊下2

今年は秋の訪れが遅れてましたが、あと数週間もすれば、南禅寺も美しい紅葉で彩られることでしょう。

台風の進路がずれ、どうにか曇り空となってくれた一日、前日のコンサートの感動を語り合いながら、散策を楽しみました。
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2010/10/15(Fri)

六角堂

快晴だったその日の夕方、ちょうど六角堂の前を歩いてると雨がぽつりぽつり。
通り雨になるならやりすごそうと六角堂に寄りました。

六角堂 大

六角堂2

開祖は聖徳太子、正式名は紫雲山頂法寺(しうんざんちょうほうじ)といいますが、六角形をしたお堂から六角堂と呼ばれています。

六角堂屋根
隣のビルから見ると六角形なのがよくわかります。

へそ石 へそ石2
へそ石
京都へ遷都するとき六角堂が道の中央に当たっていたため、桓武天皇が遷座を祈願されると、お堂が5丈ほど北に移動したそうです。
この石は、その時取り残された礎石で、ほぼ京都の中央にあたるところから、へそ石と呼ばれています。
もとは六角通りにありましたが、明治初期にここに移されました。
(六角堂オリジナル菓子、へそ石餅についてはこちら

地ずり柳 ロッカクドウ
植物辞典にも「ロッカクドウ」という学名で記されている美しい柳。
「地ずり柳」とも呼ばれています。
ほんと地面につかんばかりですね。
嵯峨天皇の伝説から縁結びの柳とされています。
結ばれたおみくじがリボンのようでかわいいです。

幸福鳩みくじ2 鳩みくじ
幸福鳩みくじ。
六角堂の境内は鳩が沢山いてちょっと困ってしまいますが、おみくじの鳩はかわいいです。

一言願い地蔵
一言願い地蔵
首を傾げておられるのは、願いを叶えてあげようか、どうしようか、と考え中だとか。かわいいお地蔵様、どうぞよろしくお願いしますね~。

本堂北の本坊は、華道発祥の地、池坊(いけのぼう)です。
その池に、なんと白鳥が数羽いました。かみつくので近づかないように、書かれてましたが。
六角堂白鳥 六角道裏 白鳥

そうこうしてる間にぱらぱら雨もやみ、我々は六角堂をあとにしました。
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2010/09/28(Tue)

大雲院 祗園閣

八坂さんの南あたり、見上げると祇園祭の鉾のような、ちょっと変わった建物が見えます。

祗園閣1 

これが、大雲院にある祇園閣(登録有形文化財)。
といっても、これを建てたのは大雲院ではありません。
大雲院がこの地に移転する前、ここに別荘を構えていた元財閥 大倉喜八郎が、昭和三年に建てたものです。

設計は平安神宮、明治神宮、大倉集古館などを手がけた伊東忠太。
鉄筋コンクリートの三階建で、高さ36m。
照明や天井などに妖怪好きの伊東らしさが見られますが、屋内は撮影禁止。

祗園閣5

祗園閣4
雨が降ってきて、全景を写せそうなところを探すのも面倒になってしまい...。

祗園閣鉾先 鶴
鉾先は金鶴。喜八郎の号は鶴彦です。

昭和63年、開創400年を記念して、内部に敦煌の壁画の模写が完成しました。
階段の上り下りの時に見られますが、撮影はできません。

楼上からの景色は素晴らしいです。
東山連峰、「妙」「法」、知恩院、黒谷、八坂の塔、京都駅ビルと京都タワー...。
八坂の塔 京都タワー

しかし、行った日は曇りで、上がると小雨が.降りだしてしまい、始め見えてた「妙」「法」の字も、段々曇ってしまいました。

大倉別荘
大倉さんの別荘、旧大倉家京都別邸「真葛荘」。
今はお寺の書院(登録有形文化財)になっています。
立派ですね。
右端に、八角形の屋根がかすかに見えますが、ここは応接間。
この別荘も伊東忠太の設計です。

祗園閣の特別公開は、9月30日まで。
もう余り日がありませんね。9月半ばに行ったのに、書くのが遅くってしまい、すみません。

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2010/09/21(Tue)

平安神宮神苑 無料公開

平安神宮神苑の無料公開に行ってきました。
神苑は、4月の桜以来です。(紅しだれ桜の神苑はこちら

平安神宮 平安神宮2

平安神宮神苑は、明治を代表する回遊式庭園で、東、中、西、南の4つの庭園からなる国の名勝庭園です。
八重紅しだれ桜の名所として知られる南神苑は、昭和44年、平安時代の庭園の特色である野筋と遣水が造られました。
その後、昭和56年には、平安時代を代表する文学、竹取物語、伊勢物語、古今和歌集、枕草子、源氏物語に登場する約180種の草木が植えられ、王朝文化をしのばせる庭、平安の苑(へいあんのその)となりました。

つまり、9月19日は、「平安の苑」のお誕生日なんですね。
開設を記念して、この日、神苑が無料公開されるというわけです。

本殿の左側に神苑入口があります。
平安神宮 神苑入口

入ってすぐが、南神苑。
桜の時期は、入口に立つと、いきなり紅しだれ桜のピンクの世界が広がり、感嘆の声があがりますが、季節がかわると、ずいぶん違う景色です。
南神苑 オミナエシ

秋の七草から、萩、女郎花、すすき。
平安神宮神苑萩 ハギ 源氏物語

平安の苑 オミナエシ オミナエシ 源氏物語

ススキ ススキ 古今和歌集
古典の素養のあれば、もっと楽しめそうです。


中神苑には、こんなに暑いのに、睡蓮がまだ少し咲いていました。
睡蓮 睡蓮1

睡蓮2 睡蓮3

睡蓮白 睡蓮ピンク


東神苑の泰平閣(たいへいかく、通称=橋殿)は、京都御所から移築されました。
ここに腰掛け、池や木々を眺めるひとときは、ほんと素晴らしいです。
泰平閣 橋殿
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2010/09/16(Thu)

梨木神社

梨木神社は萩の名所として知られていますが、昨日の萩は?

梨木神社鳥居 梨木神社

梨木神社 萩 

今年は暑いので、開花が少し遅れているのかもしれません。
梨木神社3 梨木神社 萩2

梨木神社参道
まだ、ほとんど緑の参道ですが、両側に萩の花が彩りを添えると、神社の雰囲気も変わります。
しなやかな枝が風に揺れ、かわいらしい花や献詠の短冊もそよそよ。
今年は9月18日~20日が萩祭りなので、早く咲くといいですね。


梨木神社は、名水でも有名です。
手水舎の井戸「染井」の水は京の三名水の一つです。
いつ行っても、誰かしら水をくみに来ています。
梨木神社 井戸

染井の井戸


「愛の木」と呼ばれるご神木は、桂の木で、よく見ると葉っぱがハートでした。
梨木神社 愛の木 葉 愛の木 梨木神社 葉

以前書いた、梨木神社での元服式はこちらです。

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2010/09/10(Fri)

晴明神社

毎年、夏の気配を感じると、な~んとなく夢枕獏の『陰陽師』が読みたくなります。
鬼とか怨霊とか怖い話が好きというのでもなく、どの話にも出てくる晴明と源博雅が酒を酌み交わすシーンが好きなんです。
屋敷の濡れ縁に座して親しい友と酒を傾ける。季節の草花が茂る庭に月のひかりがさし、夜の空気に花の香がまじる。時に博雅の笛が美しく響き…二人の会話もいい。
私も日本酒大好きですから、こんな風に飲んでみたいなぁ、と思います。

今年の夏は、めずらしく陰陽師を読まぬまま9月を迎えましたが、先週、まだ読んでなかった一冊を偶然みつけ、喜んでしまいました。

というわけで、今日は安倍晴明を祀った晴明神社です。

晴明神社には、境内の桔梗が咲いている間だけ授与されるかわいい『ききょう守』があります。
以前持っていたものは、今年の節分に納めてしまったので、またほしいなぁと思い調べると、今年はまだ桔梗が咲いているらしい。行って来ました。

晴明神社一の鳥居 一の鳥居 桔梗印
一の鳥居の額は神社名ではなく、社紋の桔梗印(五芒星)が掛けられています。

晴明神社 二の鳥居 二の鳥居 晴明神社
二の鳥居は神社名の額。


旧一條戻橋
旧一条戻り橋

式神 前から 式神 後姿
式神。不気味ですね。後姿はなんかかわいいけど。
映画は見てないので、どなたがされたのか知りませんが、本を読んでる時はいつも綺麗な人を想像してしまいます。

晴明井と北斗七星
晴明井と北斗七星

晴明井 晴明井桔梗印
水の出るところはその年の恵方に向けられています。
現在の境内にあたるところに屋敷があった千利休も、この井戸の水を使ったそうです。


晴明神社本殿 晴明公像
本殿と安倍晴明像
 

厄除桃 晴明神社ご神木
厄除桃とご神木

 
晴明さん顕影板
晴明さんの代表的な伝説が顕影板で紹介されています。


あちこちに、「桔梗が開花しました」と貼ってありましたが、この日咲いていたのは、この一輪だけでした。
桔梗のお守り、授与していただました。
晴明神社の桔梗 ききょう守り
以前は、桔梗のかわいい団扇も下さったのですが、今回はありませんでした。
桔梗はまだいくつか蕾もあったので、まだ咲きそうです。

清明神社
京都市上京区堀川通一条上ル806
 
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2010/08/09(Mon)

六道まいり

お盆の慣わしは各地方様々だと思いますが、京都には六道まいりという精霊迎えの行事があります。
8月7日から10日に、六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)にまいって、祖先の霊をお迎えします。
六道珍皇寺
京都の人は、六道さんとか、お精霊さん(おしょらいさん)などと呼でいます。

何故、六道珍皇寺にお迎えに行くのかといいますと…
少し不気味な話ですが、この寺の門前あたりは六道の辻にあたります。
六道の辻
六道の辻とは、この世とあの世の境目。
平安時代の葬送地、鳥辺野の入り口がこの辺りにあったことによるのでしょう。
小野篁(おののたかむら)が、六道の辻の井戸を通って、この世とあの世を行き来したいう伝説もあります。
というわけで、今でも京都では、多くの人が、六つの冥界におられるご先祖さまの霊を、ここに迎えに行きます。
(小野篁の井戸は六道珍皇寺本堂右奥の庭にあります。普段公開されてるのかわかりませんが、六道まいりの時は見られません。)

昨日、私もご先祖さまをお迎えに、六道まいりに行って来ました。
IMG_7562.jpg

六道珍皇寺 六道まいり 六道珍皇寺 本堂

境内にある参詣順序の説明(クリックで拡大します)
六道まいり 参詣順序

まずは高野槇を買い求めます。
高野槇

次に、水塔婆に戒名を書いてもらい、迎え鐘を撞きます。
迎え鐘を撞くための行列は裏門を出て外の通りまで並んでいました。
人が多く写真が撮りにくかったので、誰もいない冬に撮った写真を載せておきます。
この綱を引っ張って鐘を撞きます。
迎え鐘 六道珍皇寺 迎え鐘 綱

それから、線香で水塔婆を浄めます。
六道さん 線香

最後に、お地蔵さんのところで、備え付けの高野槇の葉で塔婆に水をかけて納めます。

これで、鐘の音を聞いたお精霊さんが、高野槇の葉に乗ってこの世に戻って来られます。


六道珍皇寺の六道まいりはこれで終わりですが、私の実家では、この後、すぐ西にある六波羅蜜寺西福寺にもお参りします。
ここの角にも、六道の辻と書かれた石標があります。
六波羅蜜寺 迎え鐘
六波羅密寺
 
西福寺
西福寺

六道の辻 西福寺角

こうして家に戻られたご先祖さまには、13日から16日朝食まで、毎食きっちり決まった献立があり、その通り精進料理を作り、お供えします。
これは浄土宗だけかもしれません。なかなか大変で、私の実家では、祖母から母が受け継いでやっています。
そして16日、有名な大文字焼き、五山の送り火で先祖の霊を冥土へ送ると、お盆も終わりです。
しかし、こんな古いしきたりでお盆を迎える家も、今では少なくなったかもしれませんね。


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2010/08/06(Fri)

法金剛院 観蓮会

先週、法金剛院の観蓮会(かんれんえ)に行ってきました。

法金剛院

蓮の寺とも言われる法金剛院、門をくぐり、中に入ると池に蓮が一杯!
…となるはずだったのに、どうしたのでしょう、池は緑の葉ばかり。
法金剛院3

特別名勝に指定されているこの庭は、平安時代に待賢門院(たいけんもんいん)が作らせた池泉廻遊式浄土庭園、池に沢山の蓮が咲いていれば、それこそ極楽浄土に来てしまったのかと見紛う美しさだったでしょう…。

時期が遅すぎたのかも.と思ったのですが、「時期も時間も合ってますよ…でも今年は成育が悪くて...」とのこと。
先月雨が多かったので、池に入ってくる湧き水が流れてしまい、十分あたたまらず、成育が遅れたのではないか、ということでした。
さらに、ちらほら咲いていた鉢植えの蓮も、前日の雨でいたんでしまったよう….残念。
法金剛院2

この日に咲いていた蓮の花や蕾です。いたんだといっても、やはり美しいですね。
法金剛院 蓮3 IMG_7406.jpg

IMG_7423.jpg IMG_7470.jpg

IMG_7441.jpg IMG_7451.jpg

IMG_7471.jpg IMG_7440.jpg

IMG_7443.jpg IMG_7460.jpg

法金剛院は、関西花の寺弟十三番霊場でもあり、およそ80種類もの蓮が植えられています。
飾られていた写真は本当に美しかったです。
実物が見たかったけど、それは、また次回に。
しかし…蓮の時期は暑くて、なかなか出かけるのも大変です.。
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2010/07/12(Mon)

祇園祭の厄除ちまき

もうじき祇園祭ですが、厄除ちまきはご存知ですか?京都の人はもちろん知ってますよね。
これは、ちまきといっても食べる粽(ちまき)ではなく、玄関先に飾る厄除け祈願の粽です。

八坂神社(祇園祭は八坂神社のお祭)の祭神スサノヲノミコトが旅の途中一夜の宿を請うと、裕福な兄の巨旦将来は断りましたが、貧しい弟の蘇民将来はあつくもてなしました。この返礼として、スサノヲノミコトは蘇民将来の子孫には疫病を免れさせると約束し、目印に茅の輪を腰につけさせた、という故事が、厄除ちまきのおこりとされています。

ですから、厄除ちまきには、『蘇民将来之子孫也』などと書かれた札が付いています。
このちまきを一年間門口に飾り、翌年の祇園祭に新しいちまきと取り替えます。

というのが慣わしですが…
実はうちの厄除けちまき、一年どころではなく、同じものがずっと飾られたまま。
学生の頃は、喜んで、宵々山、宵山など出かけてましたが、今は日中ですら、あのすごい人込みは苦手で…。
粽 鶏鉾
何年も前にいただいた鶏鉾(にわとりぼこ)のちまき

今年こそ新しいちまきにかえよう!と思ってたところ、また別の方が、蟷螂山(とうろうやま)のちまきを下さいました。
粽 蟷螂山
あまりにタイミングよく、嬉しくなってしまいました。
これで、我が家は、鶏から蟷螂(カマキリ)へ。

蟷螂山 カマキリ
裏に張ってあったカマキリのシール、かわいい。

その後、たまたま八坂神社へ行く機会があったので、「いただくばかりではなく、たまには自分でも!」と、八坂神社のちまきも授与していただきました。
粽 八坂神社

こうして、早速というか、ようやく昨日、新しい厄除ちまきを飾りました。

最後に、飾り方はどうするの?という方に、
八坂神社には、こんな風に書かれていました。
写真をのせておきますので、参考にどうぞ。
八坂神社 厄除ちまきの飾り方

昨年の古い厄除ちまきは、八坂神社や、遠方なら近くの神社の古札納所(古いお札を納める所)に納めれば良いです。



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2010/06/26(Sat)

両足院 半夏生の庭園

梅雨の晴れ間となった木曜日、両足院(建仁寺塔頭)に半夏生(半化粧 ハンゲショウ)の庭を見に行ってきました。
両足院には、今年の始めにも伊藤若冲、長谷川等伯の特別拝観で行きましたが、季節が変わると、庭も随分違いますね。(冬の庭の様子はこちら

両足院半夏生庭

ハンゲショウ群生

半夏生は、ドクダミ科の多年草で、夏至から11日目の半夏生の頃(太陽の黄経が100度となる時)花をつけ、花穂のすぐ下数枚の葉が半分白く化粧をしたようになります。
そして、花が終わるとまた緑に。
花が地味なので、受粉のために、虫が見つけやすいよう葉が白くなる、とも言われているそうです。
白くなるのは花の咲いてる間だけですから、やはり受粉のためではないでしょうか。
まるで、花のように見えますよね。
半夏生 半化粧 ハンゲショウ

水辺に群生する半夏生は、清々しく爽やかです。
これらの下手な写真では半分も伝えられませんが、実際はもっと清々しい。
両足院 半夏生庭2 両足院 ハンゲショウ庭3

池の向こうには二つの茶室があり、臨池亭でお茶とお菓子をいただきました。
両足院 茶室 両足院 茶室2

両足院抹茶菓子 両足院 菓子
お抹茶は祇園辻利の金剛の白、
お菓子は、ここの寺紋、三日月に星をあしらったじょうよ饅頭。
松寿軒で誂えたものだそうです。
中は半夏生にちなんで緑の餡、これも爽やかです。
ちなみに寺紋の三日月に星は、瓦にも見られます。
両足院 瓦星月

茶室から見る半夏生が、またいいです。
半夏生の庭は、雨の日のほうが、美しいかもしれません。
両足院 庭茶室から

冬きた時、良いなぁと思った坪庭 閼伽井庭も、強い日差しでくっきり、少し違う印象でした。(冬の閼伽井庭はこちら
両足院 あかいの庭

両足院 半夏生の庭園特別公開は7月11日までです。


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2010/06/12(Sat)

智積院の庭園

智積院(ちしゃくいん)の庭は、かなり気に入って何度も行ってます。
さつきが咲く頃が特に美しく、今までもその辺りを狙って、花情報も確認して行ってるのですが、どうも早すぎたり遅すぎたり。
今年こそ!と今回はお寺に電話で尋ねたところ、「今年は花の咲き始めが遅かったので、今ちょうど見頃ですよ」とのこと。
翌日(6月11日)は、幸い梅雨入り前のからっとした良い天気、早速行ってきました。

智積院

大書院の外から見て、やったぁ~!とにんまりしてしまいました。
さつきが綺麗に咲いています。
智積院2
わくわくしながら書院の中へ。

智積院 名勝庭園

美しい。
国指定の名勝庭園、「利休好みの庭」と伝えられています。
池が書院の縁の下に入り込んでいるので、浮いてるような、ちょっと不思議な感じがします。

智積院庭5 智積院 庭2 
ここはいつも数えるほどしか人もいなくて静か...だったはずなのに、なんと観光バスが到着してものすごい煩さ。
しばし我慢、すぐ去るはず。
団体さんが去ると、部屋にはたった数人、すぐ裏が東大路とは思えない静けさです。

木々のさわさわ鳴る音、滝と鯉がはねる水の音、時折心地よい風が通り、空は青く...なんて幸せ、と思っていると、鶯が庭にやってきました。
智積院 庭4 智積院 庭3
姿は見えませんが、あちこち飛び回りながら、くりかえしくりかえし、ホーホケキョと上手に鳴いています。
美しいお庭を見ながらぼ~っと座って、鶯の声に耳を傾ける、
幸せ。だから、庭園好きなんです。

さて、先日、京都国立博物館の長谷川等伯展で見た、等伯の国宝「楓の図」、「松に秋草の図」は、宝物殿に帰ってました。
この日もやっぱり、宝物館には誰も居ません。
博物館の等伯展ではすごい人でしたが、ここに来れば、じっくりゆっくり見れます。

智積院は、大概人も少なく静かで、たった500円の拝観料で、お庭、書院、宝物殿まで見れるのですから、本当に素晴らしいです。
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2010/05/21(Fri)

車折神社

車折神社(くるまざきじんじゃ)といえば、境内社の芸能神社も有名で、TVなどでもよく見かけます。三船祭の際、初めてお参りしてきました。
(三船祭の写真などはこちらへ
車折神社 大鳥居 車折神社 中門

ご祭神は、平安時代末期の儒学者清原頼業(きよはら よりなり)です。

車折神社では、社務所で授与された小石に祈願を込め家に持ち帰り、願いが成就したら、お礼の石を一個添えて神前に返納するという慣わしがあります。

このパワーストーンにお願い事をする手順は、
①清めの社に参拝して、悪運、悪因縁を浄化していただく。
車折神社 清めの社
円錐形の立砂にパワーを感じます。

②心身浄化した後は社務所へ。『祈念神石』を授かります。

③本殿で、この神石を手に持ち、願い事を強く念じます。
車折神社 本殿前 
  芸能・芸術関係者は、芸能神社でも神石に祈念します。

④願い事が成就したら、自宅付近や海山川などで石を一つ拾い、その石にお礼の言葉を書いて本殿前に納めます。
車折神社 祈念神石
祈願神石は、お札納所に納めます。

本殿でお願い事をした後は、車折神社境内にある芸能神社にもお参りしました。
芸能人や、芸に携わる方が奉納された玉垣がずらりと並んでいます。
時間があれば、ゆっくり眺めるのも面白いかもしれません。
車折神社 芸能神社 車折神社 玉垣1

車折神社 玉垣3 車折 芸能神社玉垣


芸能神社 車折神社 芸能神社 賽銭箱
シールなどは添付しないないように、と書かれていますが、千社札や写真が賽銭箱にまでびっしり貼られています。
祈願に来られた人々の気迫が感じられました。

「約束を違えないこと」をお守り下さる車折神社、まさにパワースポットですね。
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2010/05/15(Sat)

実相院 床みどり

街中で、岩倉実相院行きの京都バスをみるたび、ちょっと遠いけど、これに乗れば終点、簡単に行けるのだから...と思いつつ、なかなか行く機会がなかった岩倉の実相院門跡、
実際には、地下鉄で国際会館前まで行き、京都バスに乗りかえましたが、ようやく行ってきました。
岩倉実相院
少し郊外になるので、ここまで来ると比叡山も近く空気も澄んで、街中のお寺とはまた雰囲気が違います。
こういうところのお寺も良いですね。

お庭は、池泉回遊式庭園と枯山水の石庭と二つあります。
岩倉実相院 池泉式庭園 岩倉実相院 枯山水

実相院、どううせ行くなら、新緑か紅葉の頃に、と思っていました。
というのは、「床みどり」か「床もみじ」を見たかったから。
堂内は撮影禁止で、床みどりの写真は撮れなかったので、いつものごとく、ちらしを写してみました。
これが「床みどり」です。
岩倉実相院 床みどり
ぴかぴかに磨かれた漆黒の板間にうつる新緑の美しいこと、幻想的です。
床は、雲やそよ風など、自然の動きもうつしだします。
明るく光ったりどんよりしたり、優しく揺らめいたり。
その変化をぼんやり眺めているのは、なんとも幸せです。
晴れた日がやはり良いでしょうね。11時から3時ごろが美しいとのことです。

うつっている「みどり」は、庭のこれらの楓、新緑が鮮やかです。
岩倉実相院 楓
もちろん、ほんものの庭の新緑も本当に美しいのですが、こうして、外の自然の様を屋内に間接的にとりこみ、その美しさや変化を愛でるというのは京都らしいですね。
実物を直接見るのとは、また違った美しさがありました。
次回は、床もみじも見てみたいです。

さて、ついでといっては何ですが、すぐ近くにある岩倉具視幽棲旧宅(いわくらともみゆうせいきゅうたく)にも寄りましたが、幽棲旧宅は修復中で見学できず、対岳文庫(たいがくぶんこ)のみ見てきました。
岩倉具視 幽棲旧宅

対岳文庫1 対岳文庫2

中には維新の史料や文書、岩倉具視の遺品などが展示されています。
重要文化財などもあり、管理人のおじい様が丁寧に説明して下さいました。
対岳文庫3

坂本龍馬など幕末の志士達も訪れ、密談したという岩倉具視幽棲旧宅、せっかく今年は龍馬ブームなのに修復中とはもったいないですね。

実相院
京都市左京区岩倉上蔵町121
 tel 075-781-5464
 http://www.jissoin.com/index.html

岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫
京都市左京区岩倉上蔵町100
 tel 075-781-7984
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2010/05/07(Fri)

得浄明院 戒壇めぐりと一初

春の特別公開の一覧を見てて、思い出しました。
2月に随求堂の胎内めぐりについて書きましたが、真っ暗な堂下をめぐるお寺がもう一つありました。

得浄明院(とくじょうみょういん)
得浄明院
なんと信州善光寺の京都別院です。
建物は信州のものより小さいですが、同じ造りだそうです。

開山上人の誓圓尼公(せいえんに 信州善光寺大本願第百十七世 伏見宮家第三王女)が、信州までお参りするのは大変だろうと、京都に創建した尼寺です。
戒壇めぐりも長野の善光寺さんと同じで、本堂の下の暗闇を手探りでめぐり、中ほどにある鍵をつかむとご本尊と縁が結ばれ、如来様の功徳を得られる、というものです。
数年前に一度行きましたが、本当に真っ暗で、善光寺と同じく、漆黒の闇でした。

また、こちらは通称花の寺とも言われ、この時期、アヤメ類の中で一番早く咲く一初(いちはつ)が咲き誇っています。
得浄明院 一初 いちはつ とくじょうみょういん とくじょうみょういん いちはつ

一初は紫色と白色がありますが、同時には咲かず、まず紫が咲き、終わった頃に白が咲くそうです。
写真は、数年前のGWに撮ったものです。
今はどちらが咲いているのでしょう。

特別公開は5月13日までやっています。
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2010/04/28(Wed)

圓徳院

先日、高台寺の桜を見に行った時、圓徳院でちょうど三面大黒天の特別公開をしてたので、共通割引券を買って、ねね様ゆかりの圓徳院にも行ってきました。

10年ぶりの公開となった三面大黒天は、お顔が正面(大黒天)、左(弁財天)、右(毘沙門天)と三つあり、一度拝めば三体に拝んだことになるという、お得なありがたい神様です。
秀吉の出世守り本尊ですから、開運パワー強そうですね。
特別公開は5月5日までやっています。

三面大黒天を拝んだ後は、北書院へ。ここのお庭も綺麗です。
円徳院 庭園

こちらには、江戸時代の小間の茶室があります。
円徳院 茶室

以前来た時、お庭を見てると「お茶室がちょうどあいたのでいかがですか?」と声をかけていただいのですが、にじり口から入るようなお茶室...ちょっとお作法が...
その時は、ご遠慮したのですが、今回は、作法など気にせず、お気軽にどうぞ、とのことだったので、中も見てみたかったし、お茶室初体験することにしました。

写真がないのが残念ですね。
茶室は三畳台目、ほの暗い中で、ひょうたんの形の高台寺菓子、太閤きんつば千成とお薄をいただきました。
お軸や器の話をうかがったり、ちょっとしたお茶室気分を味わえて楽しかったです。

にじり口の入り方は大体わかりますが、そういやぁ、出方はどうだった?
こんな具合で、全ていい加減な私でしたが、こちらは、それでも大丈夫です。
点てだしのお抹茶とお菓子で500円、値段もお手頃です。
小間の茶室での本当のお茶会は畏れ多いですから、こんな風に気楽に体験できるのはいいですね。
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2010/04/13(Tue)

西本願寺 飛雲閣と書院

西本願寺の飛雲閣(国宝)と書院(国宝)の特別公開を見てきました。
普段は、どちらも公開されてなく、なかなか見る機会がないので、最近出かけすぎで少々疲れてますが、行ってきました。

今回は、来年4月に始まる親鸞の750回大遠忌法要の「365日前カウントダウンイベント」の一環で、数日だけ公開されています。

西本願寺は大きいです。ここ御影堂門(写真左)から入って、御影堂(写真右)にお参りして、特別拝観へ。
西本願寺 御影堂門 西本願寺 御影堂

飛雲閣
写真撮影は禁止だったので、昔のパンフレットの写真を撮ってみました。
(何故か、今日もらってきたパンフには載ってません)
飛雲閣

広い境内の東南隅にあります。
飛雲閣は、金閣、銀閣とともに、京都三名閣の一つで、秀吉が建てた聚楽第から移築した三層柿葺の楼閣建築です。
左右非対称、舟で直接出入りできる舟入の間、二階外部にも描かれた歌仙など、珍しい建築物です。
建物の中には入れませんが、飛雲閣を取り囲む庭も美しかったです。

書院
西本願寺 書院
この書院は、桃山文化の代表的建造物です。
中は撮影禁止でしたので、写真がありませんが、こちらも見ごたえがありました。
鴻の間、雁の間、菊の間、白書院、黒書院、北能舞台など(全て国宝)、豪壮華麗、まさに桃山時代です。
特別名勝の「虎渓の庭」は、ソテツが多く植えられ、一風変わったダイナミックな枯山水でした。
江戸初期の伏見の人、朝霧志摩之助の作庭です。

飛雲閣と書院の公開は、15日まで。公開時間は、正午~午後3時。無料です。
特別拝観は普通結構しますから、無料というのもすごいですね。
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2010/02/24(Wed)

随求堂 胎内めぐり

随求堂(ずいぐどう)は、清水寺塔頭 慈心院の本堂です。
ここで、「胎内めぐり」をしてきました。

zuigudo.jpg

ご本尊の「大随求菩薩」(だいずいぐぼさつ、秘仏)は、どんな願いや求めも、すぐ随って叶えて下さるという大悲母菩薩(だいひぼぼさつ)。
シンボルは、梵字の「ハラ」です。
          ↓
zuigudo hara

「胎内めぐり」とは、その大随求菩薩の胎内に見たてた、真っ暗な随求堂の堂下をめぐることです。

簡単な説明を聞いて、大随求菩薩の胎内である堂下に下りると、漆黒の闇がひろがります。全く何も見えません。
ただ、手すりのように壁に張られた大きな数珠を、左手でたどり、五感を研ぎ澄ませて進みます。
やがて、真っ暗闇に、ぼぉ~と淡い光が現れ、「ハラ」を印した随求石が浮かび上がります。
随求石
(これは、実物ではなく、解説のパネルを写したもの)

この石を廻して拝みます。
お願い事をするように、と言われましたので、手を合わせて真面目にむにゃむにゃ。
その後、また暗闇を先に進み、ようやく外に出ます。
こうして再び太陽の光を浴び、喜びと心身の新生を感じる、というものです。

意味合いは違いますが、長野、善光寺さんのお戒壇巡りと似ています。

しかし、この暗闇は不思議ですね。
現代社会では、なかなかお目にかかれない暗闇でした。
中に入る時、「生まれ変わって、出て来てね」と言われましたが、確かに出て来た時、少し爽やかな感じがしたような。

随求堂は、清水寺の拝観入り口より手前にあるので、拝観料はいりません。
胎内めぐりは、100円でした。
ちょっと面白かったです。


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2010/02/04(Thu)

吉田神社 節分祭

昨日2月3日は節分でしたね。
厄を祓って、気持ちよく新しい年を迎えようと、吉田神社の節分祭に行ってきました。
吉田神社の節分祭は、節分をはさんで前後三日間行われています。
始まりは室町時代、
50万人もの人がお参りに訪れ、参道には800店もの露店が並びます。

本当は、節分前日18時からの追儺式(ついなしき)を見たかったのですが、真冬の夜はちょっと…
というわけで、節分当日の午後に行きました。

吉田神社 鳥居

参拝した後、持ってきた沢山の古い御守りを、火炉祭で焼いていただくよう納めました。
吉田神社 火炉
旧いお札、御守りなどが積み上げられたこの巨大な火炉は、節分の夜11時より行われる火炉祭で焼かれます。

吉田神社 福豆 抽選券
これが福豆ですが、なんと抽選付きです。
賞品は車のヴィッツもありましたよ。

そして福鬼さんを待ちました。
前日の追儺式で退散した鬼が改心して福鬼として戻ってくるのです。
何時に現れるのか…
3時半ごろ、やっと二人の福鬼さんが現れました。
吉田神社 節分 青福鬼    吉田神社 節分 赤福鬼
持ってる扇子で頭をなでていただくと福がくるそう。
私も、頭や肩をなでていただきました。
撫でる時、「福きたる~!!!」と大~きな声で言って下さいます。

吉田神社 節分 唄
福鬼さんの後ろには 数人の少女達が、法螺貝、鈴、太鼓などをならして唄をうたいながら続きます。
   
   節分笑い 福笑い
    吉田のお山の福鬼と
    笑う門には 福がくる
    皆さん 一緒に笑いましょ~
    福鬼笑いは ご利益ありますえ~ 

繰り返し聞いたので、もううたえます!(笑)

いろいろストレスの多い世の中ですが、笑う門には福きたる、
今日は立春、う~んと笑って新しい季節を始めましょう

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2010/01/27(Wed)

梨木神社での元服式

先日、三十三間堂の通し矢に、友人のお嬢さんが出場された話を書きましたが、
そのお嬢さんが、1月24日、梨木神社で行われた「加冠の義」という元服式に出られたという素敵な話を、今日伺いましたので、ご紹介します。

これは、小笠原流弓馬術礼法による元服式で、今年は、新成人となる男子二人、女子三人が参加されたそうです。
清楚で美しく、厳かな雰囲気が感じられますね。
梨木神社 元服式 2010

拝見してないので、詳しくはわかりませんが、式は大体次のような流れで進むようです。

まず、梨木神社に参拝し、お祓いを受けた後、式が執り行われる能舞台に移動します。
そこで、男子は小素襖から直垂へ、女子は千早から水干へと、子供の服装から大人のそれへと、介添えによって着替えをし、最後に成人の証である烏帽子を戴きます。
その後は儀式としての祝宴になり、お酒やお吸い物をいただくそうです。

大変大雑把な説明ですみません。
小笠原流のページに小さな写真がありましたので、もし良かったらこちらをご覧下さい。
ここをクリックして開いたページの一番下右の写真も、着替えの様子が写されています。
少し雰囲気がわかるかもしれません。

この式でいただいた記念品の写真を友人に送ってもらいました。
今年の干支、金銀の寅と、萩の絵柄のお皿です。梨木神社は萩の名所ですね。
梨の木神社 元服式   元服式 萩の皿
素敵なお品です。良い思い出になりますね。

最後になってしまいましたが、ご成人おめでとうございます。
今後の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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2010/01/17(Sun)

三十三間堂 通し矢

今日は、三十三間堂で通し矢が行われています。
以前は1月15日、成人の日に開催されてましたが、この祝日が1月第2月曜にかわったため、現在では15日に一番近い日曜日に行われます。

通し矢の始まりははっきりしていないようですが、既に桃山時代には行われていたようです。
江戸時代には、三十三間堂の西側軒下で、端から端まで120mの距離を一昼夜射通し、何本通るかを競いました。
この過酷な競技は、町衆に大変人気がありました。

現在では、本堂西側で、60m先の的に矢を放ち命中を競います。
目を引くのは、なんといっても晴れ着姿で弓を引く新成人たちです。
溌剌として、華やかで、きらきらしています。
といっても写真がないのがでわかりませんよね。ごめんなさい。

今年の大会には、友人のお嬢さんが新成人として参加されています。
ご成人おめでとうございます。
素晴らしい門出ですね。これからも幸多からんことを!!!
映ってもわからないかもしれないけど、ニュース見ますよ~。

追記
今年の通し矢で贈られた記念品の写真を、友人が送ってくれました。
通し矢 記念品
「心」と書かれた風呂敷、素敵ですね。

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2010/01/15(Fri)

両足院 等伯と若冲

寒いのは苦手なので、冬場は寺巡りはしないのですが、若冲、等伯の特別公開をしているので、三社詣の後、両足院へ行ってきました。
両足院 等伯若冲
八坂神社からすぐ近くの建仁寺塔頭です。
建仁寺は繁華街から歩いてすぐの便利な場所にありながら、中に入ると静かで、お気に入りのお寺の一つですが、今回は寒いので寄らずに両足院だけにしました。

門をくぐると、おぉ~、美しい! 久々庭好きの血がさわぎました。
唐門前庭
唐門前庭 白砂大好きです。

坪庭 1   両足院 書院前庭
左は坪庭 閼伽井庭    右は京都府指定名勝の池泉回遊式庭園 書院前庭

お寺では、角を曲がると突然美しい庭が現れ、おぉ~!とびっくり感嘆することがしばしばあります。
こういった 「曲がる」「くぐる」などによる 『びっくり演出』はとても素敵ですね。

書院前庭は 半夏生(はんげしょう)で大変有名です。
半夏生の葉が白くお化粧する初夏の頃、是非再び訪れたいと思います。

さて、特別公開ですが、等伯は「水辺童子図」「竹林七賢図」、若冲は「雪梅雄鶏図」が展示されてました。
展示数は少ないですが、ガラス越しに見る美術館と違い、じかに襖、屏風、軸としてふつうに見られるのは大変贅沢だと感じました。
春には京都国立博物館で、長谷川等伯の没後400年特別展も開催されます。
そちらも楽しみです。

最後に、両足院内にある「毘沙門尊天」へ。
こちらの狛犬は寅、香炉も寅です。
寅 阿   香炉
寅年にちなんでお参りしてきました。

両足院 新春特別公開 等伯 若冲は1月17日(日)までです。

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2010/01/13(Wed)

八坂神社の三社詣

祇園祭で有名な八坂神社、祇園さんです。
    八坂神社
私の街中の方の実家の氏神さんです。
ちなみに両親はここで結婚式を挙げました。
年初の混雑が終わった頃、大体毎年お参りしてますが、今年は1月10日、
初蛭子にあわせて行われている「三社詣」に行ってきました。
    祇園えべっさん

では、三社詣の始まり~。

八坂さんの石段をのぼり、入って少し行った右手に、北向蛭子社があります。
その手前で 「三社詣御朱印紙」を配っておられるのでいただきます。
    御朱印紙 配布
無料でいただけます。この後の御朱印も全て無料です。
今年の宝船は銀色でした。

まずは北向蛭子社(商売繁盛・開運招福、大國主命の御子神「事代主命」)にお参りします。しばし並びます。
拝んだ後、鈴のお祓いをうけ、一つ目の御朱印をいただきます。
    北向蛭子社

次は 更に奥に進み、本殿手前の左側にある大国主社(良縁成就・家内安全、素戔嗚尊の六世の孫神「大國主命」)にお参りします。また少し並んで拝みます。
ここは小槌を振って福を授けてくださいます。二つ目の御朱印をいただきます。
    大国主社

最後はいつも参拝する御本社(厄除・災難除、「素戔嗚尊」)にお参りします。
ここではお祓いはありませんでした。最後の御朱印をいただきます。
    八坂神社本殿

これで完成です。
    三社詣 御朱印
祖神、御子神、孫神、になっているんですね。
新年に参拝することで、より強い神徳をいただけるそうです。

わ~い!
と喜びたいところですが、ちょっと気になることが…
御朱印完成写真をよく見てください。
最初の二つの御朱印はとてもきれいに押せてますが
御本社の「八坂神社」と書かれた御朱印、「神」の字だけ、ほとんどうつっていません。
神なしです…
本当は「厄除」と印刷された所に「神」の字が押されるはずだったんですよ。
神いませんよ、悲しいです…
夫のは、かすれはいるけど神様おられます。だいぶ曲がってはおられますが。

細かいつまらない事が妙に気になっております。
気にすることないですよね。
でもやっぱり気になるなぁ…
いやぁ、大丈夫!新年に参拝することでより強い神徳をいただける、と書いてあったのですから。

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2009/12/16(Wed)

青蓮院の錦鯉

青蓮院の池にいたこの錦鯉、かわいくありませんか?
もみじの中をす~いすい、時々頭にもみじくっつけて。
青蓮院 鯉L

ところで、16日~20日まで、青蓮院で 青、赤、黄の「三不動」が勢ぞろいするという記事を京都新聞のHPなどで見ました。

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2009/12/15(Tue)

青不動ご開帳

12月20日まで、青蓮院で 国宝 青不動明王がご開帳されています。
青不動は五色の不動明王の中で最高位にあり、不動明王中の不動明王だそうです。

今までのご開帳は70年の大阪万博他、たった3回だけ。
こう言われると気になる、というものです。
京都ではこのポスター、ちらしなどあちこちでみかけます。終わる前にと先週行って来ました。
青不動ポスターs

入り口で千円払うと、青不動ご開帳の御守りと願い事を書く紙を下さいます。
その紙に願い事を一つだけ書いて青不動様の前に置いて拝みます。
ポスターでは、黒を背景に鮮明な色合いですが、実際の色は違います。
平安時代のものですからね。
もっとよく見たかったのですが、順番に拝む時に拝見するような感じなので、ゆっくりじっくりともいきません。美術展ではなく信仰対象としてのご開帳ですから。
目が悪い私は遠すぎて細部が余りよく見えませんでしたが、平安時代からほとんど公開されなかったという秘仏を拝めてよかったです。

こちらはお庭の美しさでも有名です。以前にも庭を見に来たことがあります。
紅葉がまだ見られました。
青蓮院2  青蓮院3


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2009/11/24(Tue)

東福寺塔頭 霊雲院 と 芬陀院

この二つのお寺は余り紅葉とは関係ないのですが…。

霊雲院 上が「九山八海の庭」、下が「臥雲の庭」です。
東福寺塔頭で、重森三玲修復です。
臥雲の庭はちょっと変わってますよね。渓谷から流れる水が、山腹にかかる雲の下を流れ、雲は一瞬太陽に赤く輝く、ということらしいです。大雑把な説明ですみません。


霊雲院 九山八海の庭 霊雲院 臥雲の庭

ここは新緑や初夏の頃にもう一度きたいなぁと思いました。ごろんと昼寝できたらよいのに。リピします。

霊雲院

芬陀院
京都で最古の枯山水庭園の一つ、雪舟作庭です。
雪舟庭園   雪舟庭園 2

今まで、沢山の京都の美しいお庭をたずねましたが、美しいと感じた気持ちと、また来たいと思う気持ちは 必ずしも一致しているわけではないようです。
では、リピしたいと感じさせるものは何なのか?それは たぶんその庭の放つ空気感のようなものではないかなぁ。
そして、ここに座ってお庭を見るとしっくりくる、と感じる場所がみつけられるお庭。そしたら、そこに座って、そのお庭特有の空気に包まれているうちに、α波が出てきてとても幸せな気持ちになるんですよね。
だから、庭巡りはやめられない!!! 次回は光明院です。
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