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    きあら

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    京都とイタリア、クラシック音楽(とりわけポリーニの音楽)をとっても愛してます。美味しいものにも目がありません。植物もいろいろ育ててます。どうぞよろしく。

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2012/05/27(Sun)

吉田秀和さん F=ディースカウさんの訃報にふれて

先日ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの訃報に接したところでしたが、今日は、吉田秀和さんが亡くなられたことを知りました。
普段、音楽会やCDの批評など余り読まない、気にしないというか、信じてない私ですが、吉田さんだけは別でした。尊敬してましたし、特に青春期には影響を受けたと思います。
吉田さんといえば、多くの人は、ホロヴィッツ来日時の、あの言葉を思い出されるでしょうが、私は、訃報に接し、まず思い出したのは、学生の頃に読んだ、まだクラシックをしてた頃のグルダ、新進気鋭のポリーニなどについて書かれた文章と、奥様を亡くされ落胆されてた頃のNHKの番組(悲しみが深すぎて音楽が聴けなくなった吉田さんが、ようやく聴けるよになったのがリヒテルのバッハの平均律だった)ことなどでした。
そういえば、平均律…、あれはその後どうなったのか?
ポリーニの平均律のCDが発売され、初めて聴いた時、「う~ん…」だった私は、同じくグールドやリヒテルの平均律が好きなはずの吉田さんがどう聴かれたか知りたくて、本屋でレコ芸を立ち読みしました。
しかし、吉田さんのコーナーには、「ポリーニの平均律の批評は先送りしたい」というようなことが書かれてるだけでした。
私は勝手に、なにか同じような感じ方をされたのではないか、だからすぐには書けなかったのではないか、と思い、その後の批評を楽しみにしてたのですが、いつしか忘れてしまっていました。
これが、私が最後に接した吉田さんかもしれません。
あの後、もし書いておられるなら、是非読みたいです。

F=ディースカウの訃報に接しては、『冬の旅』を聴きました。素晴らしい。
彼は、この曲集をいろんなピアニストの伴奏で何種ものCDを出してます。
私が持ってるのは、ポリーニが伴奏をしてるザルツブルグ゙音楽祭のもの(海賊盤)とペライア伴奏のもの。
ポリーニは、「素晴らしい体験だった」、といろんなところで語ってますが、私は、このCDを聴くたび、「一体、F=ディースカウは、この伴奏をどう思ったのだろうか?」といつも少々おかしくなりながら思ってしまうのです。
ポリーニの伴奏は、緊張感があり劇的で、転調の色彩感の変化もすばらしく、すごい演奏ですが、少しばかり歌付きピアノ曲のようでもある???
尊敬する歌手との共演を喜び、一生懸命演奏する若きポリーニが目に浮かびますが、F=ディースカウは、本当のところ、歌いやすかったのか?歌いにくかったのか???
共演するたびに、いろんなピアニストと、『冬の旅』の録音をしてるF=ディースカウなのに、大変話題になったこのザルツブルグ音楽祭での共演のあと、ポリーニとの録音はしませんでした。そんなこともあって、このCDを聴くと、いつもこんなことを考えてしまうのです。

吉田秀和さんも、フィッシャー=ディースカウさんも、私の中にいろいろ思い出があります。感謝とともに、ご冥福をお祈りいたします。


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