•        









  • 検索フォーム

  • プロフィール

    きあら

    Author:きあら
    京都とイタリア、クラシック音楽(とりわけポリーニの音楽)をとっても愛してます。美味しいものにも目がありません。植物もいろいろ育ててます。どうぞよろしく。

  • FC2カウンター

  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • QRコード

    QRコード

--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告    |  Trackback
2010/08/09(Mon)

六道まいり

お盆の慣わしは各地方様々だと思いますが、京都には六道まいりという精霊迎えの行事があります。
8月7日から10日に、六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)にまいって、祖先の霊をお迎えします。
六道珍皇寺
京都の人は、六道さんとか、お精霊さん(おしょらいさん)などと呼でいます。

何故、六道珍皇寺にお迎えに行くのかといいますと…
少し不気味な話ですが、この寺の門前あたりは六道の辻にあたります。
六道の辻
六道の辻とは、この世とあの世の境目。
平安時代の葬送地、鳥辺野の入り口がこの辺りにあったことによるのでしょう。
小野篁(おののたかむら)が、六道の辻の井戸を通って、この世とあの世を行き来したいう伝説もあります。
というわけで、今でも京都では、多くの人が、六つの冥界におられるご先祖さまの霊を、ここに迎えに行きます。
(小野篁の井戸は六道珍皇寺本堂右奥の庭にあります。普段公開されてるのかわかりませんが、六道まいりの時は見られません。)

昨日、私もご先祖さまをお迎えに、六道まいりに行って来ました。
IMG_7562.jpg

六道珍皇寺 六道まいり 六道珍皇寺 本堂

境内にある参詣順序の説明(クリックで拡大します)
六道まいり 参詣順序

まずは高野槇を買い求めます。
高野槇

次に、水塔婆に戒名を書いてもらい、迎え鐘を撞きます。
迎え鐘を撞くための行列は裏門を出て外の通りまで並んでいました。
人が多く写真が撮りにくかったので、誰もいない冬に撮った写真を載せておきます。
この綱を引っ張って鐘を撞きます。
迎え鐘 六道珍皇寺 迎え鐘 綱

それから、線香で水塔婆を浄めます。
六道さん 線香

最後に、お地蔵さんのところで、備え付けの高野槇の葉で塔婆に水をかけて納めます。

これで、鐘の音を聞いたお精霊さんが、高野槇の葉に乗ってこの世に戻って来られます。


六道珍皇寺の六道まいりはこれで終わりですが、私の実家では、この後、すぐ西にある六波羅蜜寺西福寺にもお参りします。
ここの角にも、六道の辻と書かれた石標があります。
六波羅蜜寺 迎え鐘
六波羅密寺
 
西福寺
西福寺

六道の辻 西福寺角

こうして家に戻られたご先祖さまには、13日から16日朝食まで、毎食きっちり決まった献立があり、その通り精進料理を作り、お供えします。
これは浄土宗だけかもしれません。なかなか大変で、私の実家では、祖母から母が受け継いでやっています。
そして16日、有名な大文字焼き、五山の送り火で先祖の霊を冥土へ送ると、お盆も終わりです。
しかし、こんな古いしきたりでお盆を迎える家も、今では少なくなったかもしれませんね。


スポンサーサイト
Home | Category : 京都の寺社・庭園・文化財    |  Trackback0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。